オンライン国際研究広報「EurekAlert!」に本学の川崎晋司先生・石井陽祐先生(生命・応用化学)の研究成果が掲載されました
2021年6月21日付オンライン国際研究広報「EurekAlert!」に本学の川崎晋司先生・石井陽祐先生(生命・応用化学)の研究成果が掲載されました。
川崎先生・石井先生らの研究グループは、地球温暖化ガスとして削減しなければならない二酸化炭素(CO2)ガスを、太陽光エネルギーで一酸化炭素(CO)に還元分解する光触媒を開発しました。開発した光触媒は太陽光のもとで効率よくCO2をCOに還元でき、長寿命であるだけでなくナノチューブの特性を活かしてフレキシブル透明電極を容易に作成可能であり、これまで光触媒の設置が困難であった場所へも展開できる異常気象の要因と考えられる地球温暖化の抑制につながる研究です。
リリースタイトル:A bright future: Using visible light to decompose CO2 with high efficiency
論文タイトル : One-step synthesis of visible light CO2 reduction photocatalyst from carbon
nanotubes encapsulating iodine molecules
掲載ジャーナル :Scientific Reports
DOI :10.1038/s41598-021-89706-2
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