オンライン国際研究広報「EurekAlert!」に本学の林幹大先生(生命・応用化学専攻)の研究成果が掲載されました
2021年9月7日付オンライン国際研究広報「EurekAlert!」に本学の林幹大先生(生命・応用化学専攻)の研究成果が掲載されました。
林先生らの研究グループは、光反応を駆使した樹脂フィルム内の弾性率パターニングを行い、硬さに関して”不均質性”な新規樹脂設計コンセプトを提案しました。パターニングの様式により、伸長特性・破壊特性をテーラーメードに調節することが可能です。フォトパターニングにより広範の力学物性が単一の樹脂で表現可能となることから、樹脂調製のための試薬消費やエネルギー消費の削減を導き、石油資源やCO2の問題解決に貢献することが期待されます。
リリースタイトル:Scientists Develop Films with Tunable Elongation and Fracture for
Various Uses
論文タイトル :Versatile tensile and fracture behaviors of dual cross-linked
elastomers by postpreparation photo tuning of local cross-link
density and 3C-SiC single crystals in a tandem structure
掲載ジャーナル :Polymer
DOI :10.1016/j.polymer.2021.124089
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