2022年7月25日付オンライン国際研究広報「EurekAlert!」に本学の岡亮平先生（生命・応用化学）の研究成果が掲載されました。

岡先生らの研究グループは、樹木が十分に生育していない都市部におけるヒートアイランド現象の原因となっている太陽光に含まれる近赤外線（NIR）の吸収を緩和させるために有効な機能性無機顔料の一つである層状ペロブスカイトの構造、特性、機能について実験と理論の両面からアプローチし、解明に至りました。本知見により、機能性無機顔料が都市ビルの優れた遮熱コーティングとして広く応用されることが期待されます。

リリースタイトル：Decoding the Structure and Properties of Near-Infrared
　　　　　　　　　Reflective Pigments

論文タイトル　　：Raman Spectroscopic Investigation and Electronic State
　　　　　　　　　Calculation for Ca₂(Mn,Ti)O₄ Black Pigments with High
　　　　　　　　　Near-Infrared (NIR) Reflectivity

掲載ジャーナル　：Inorganic Chemistry

DOI　　　　　　：10.1021/acs.inorgchem.2c00254

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