2025年11月25日付オンライン国際研究広報「EurekAlert!」に本学の早川知克先生（生命・応用化学）とRongguang Ganさん（同研究室博士後期課程学生）の研究成果が掲載されました。

早川教授らの研究チームは、メタンの酸化カップリング（OCM）反応に適した新しい触媒として、カルシウム修飾バリウムチタン酸化物（Ca修飾BaTiO₃）を設計しました。カルシウムの導入により、BaTiO₃表面に特有の還元構造が形成され、反応性酸素種の生成とメタン活性化が促進されます。この技術は、OCMだけでなく、さまざまな有機反応に対応する次世代触媒開発の指針となることが期待されます。

リリースタイトル：Nagoya Institute of Technology researchers propose novel BaTiO3-based catalyst for oxidative coupling of methane
論文タイトル　：Effective surface modifications on BaTiO3: linking structural motifs to methane coupling performance
掲載ジャーナル　：Applied Surface Science
DOI　　　　　　：10.1016/j.apsusc.2025.164164 

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